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大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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子供陶芸考
こんばんは。

ハタチ過ぎるまで「2番煎じ」を「2番戦士」だと思っていた八田です。雨の夜いかがお過ごしでしょうか?


今日は朝から子ども会の団体体験。

とてもありがたい。

陶芸はこれができるから食っていける。(もちろんこれをしなくても食ってってる人たくさんおるけど。)

これが吹きガラスや金工や木工だったらこうはいかない。

陶芸の素材は柔らかく安全。だから子供から老人まで受け入れる事ができる。

道具も最低限の極簡単なものだけでいける。だから一度にたくさんの人数を受け入れられる。



・・・かといっても手ロクロをまともに買うと結構します。
葉書の上で作ってもらっていもいいんですがやはり綺麗に回転した方がいいのでうちではこれを使ってます。
子供陶芸考_c0130858_2353107.jpg

お手製の手ロクロ。

裏を返すと・・・・

子供陶芸考_c0130858_23534957.jpg

100均のテレビ台。まぁ100円と言いながら300円しましたが。

片面をコンパネにする事でベアリングがより効果的になってかなりスムーズに回るよ、これ。

お試しあれ。




子供ははっきり言ってウツワを作りたい子って実は結構少なかったりする。

せっかくなら使えるもの・・・大きいもの・・・などと欲を見せてしまうのは大人なんですね。

子供は土に触れている瞬間、その感覚こそ一番の喜びなんです。

自分で作ったウツワで食べると嫌いなもんも食べるようになった、などと聞く事もあるんで一概には言えませんが、大体がそうだと思う。


かといって泥んこ遊びしてもらうだけじゃお金頂けませんので、先ずは・・・一先ず・・・ウツワなど作っていただきます。

子供陶芸考_c0130858_23542113.jpg

子供陶芸考_c0130858_23545583.jpg



2個目からは自由にするパターンが多い。

ポニョだのピカチューだの兎だの亀だの・・・。


呪縛から解き放たれ、自由の羽を手に入れた彼らは正に水を得た魚。



でも注意しないと皆のあまり粘土掻き集めてとんでもないの作り出すからね。。。
子供陶芸考_c0130858_2355152.jpg



・・・(泣)。


この子、粘土が足りなくなったので一個目のウツワを潰して首と頭を作りました。

帰り際に「ちゃんと恐竜の色にしといてや」やって・・・。

何色か聞いたら茶色と黒やって・・・。







今日の一言
「カフェオレボール」







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by kirakupo | 2008-11-07 00:17 | 陶芸教室
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