大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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粉引きを焼く
今僕は粉引きって焼物に力を入れています。

もともとは李朝の時代に朝鮮で焼かれたものです。

国王が「白磁は僕ちゃんだけがつかうのー!」

って理不尽にも一般庶民の白磁の使用を禁止したため、その代用として赤い土にカオリンという白い泥を掛けたものです。

自分特有の粉引きを作ろうにも、定番中の定番で、かなりの作家が焼いている為、もう八田粉引きを作るなんて到底無理な話なんやろーな。。

これまでも良く誰風とか誰々に似ているって言われて来て、鎬を入れようもんならもう終わりだね・・・って言われた事もある。

そもそも河井寛次郎の時代で陶芸の意匠は出尽くしたとも聞いたことがあるくらい、その表現の幅以上に多くの人が真剣に取り組んできたんでしょうね。

それでも意地といいますか欲求といいますか、一応これに人生をかけてるわけなのでちょっとしたモノを焼きたいと思う。自分にしかできないものを焼く事がアイデンティティそのものといっても間違いない・・・と思ってきた。

でも、それにもうウンザリしてきたのが本音。

人と違うものを焼くって事に固執しすぎると、大事な事を見逃しているような気がしてならない。

できるもんなら何も考えず作りたいモノを作って焼きたいモノを焼きたい。


僕はこれまで古いものを写す事に何の価値も見ませんでした。

岸和田に古い焼き物を再現するって事に自分のモノサシをあててる作家というかほとんど考古学者にも似た先生がいます。

主に須恵器や利休さんが専門で歴史にも独自の見解をお持ちです。

実はその先生のとこにたった半年位ですがお世話になってた事があって、そのころ先生はお寺からの注文で粉引きの抹茶碗を作ってました。

そのお茶碗が粉引きを模索しているうちに、急に気になって今日見せてもらいに行って来ました。

それってすごくないですか?もう8年前の事です。回り回ってまたそこに戻るかってモンで。

その粉引きが実は貝釉と言って貝殻の灰を使った釉薬を使っています。

貝の釉薬を使う事で白さを追求したそうです。

小山富士夫が朝鮮で貝殻を屋根の上に放り投げて放置し、雨ざらしにしている光景を見たことがあるそうです。

それは貝の灰はとてもアクがつよくそうする事でアク抜きをしていたそうなんです。

古いものを再現する事に魅力は感じませんが、貝も大量に手に入るのでちょっとやってみようかと思います。穴窯で大量に貝の灰もでるし。

この前、ホンモノから学べと言われたところです。


で、ネットで貝釉について調べているとある作家さんにたどり着きました。

なんと、「灯しびとの集い」の出展者です!昨年も!!知らなかった・・・ナサケナイ。。

先代が小山氏に習って粉引きの研究をし、代々の貝釉を使ってるとかなんとか・・・。

これまたミラクルですね。


今僕はここに立つべくしてここに立っています。






今日の一言
「薪割り機は三相」








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by kirakupo | 2010-10-21 20:44 | 日々
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