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大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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練り込みⅠ
昨日の平成陶芸会の講座で「練り込み」をしました。


今回紹介するのはごく基本的な組み方ののひとつです。
最終的に豆皿を作ります。


応用すれば、もっと大きな作品や桜やハイビスカスなど色んな花の文様、また使う粘土によって色んなバリエーションができます。金太郎飴のように。


例えば、今回は赤土と白土の2種類でしますが顔料を使って色粘土を組み合わせたりその顔料の配合比を変えることで色のグラデーションも可能です。


<作り方>

①7mmの厚み粘土をのばします。
練り込みⅠ_c0130858_15375124.jpg


②ちょうどタタラ板のサイズに切り取ります。
練り込みⅠ_c0130858_1538027.jpg


③ハブラシで擦って泥を作って接続し・・・
練り込みⅠ_c0130858_1538843.jpg


④重ねるごとに空気を抜くように手で軽く押さえます。
練り込みⅠ_c0130858_15381672.jpg


⑤赤白交互に重ねます。
練り込みⅠ_c0130858_15382481.jpg


⑥下にスポンジ(長手のやつ。100均に売ってます。)を敷いて6cm毎に弓で垂直にカットします。
練り込みⅠ_c0130858_15383139.jpg


⑦なぜ、スポンジを敷くのか?やってみれば分かります^^
写真の様に一番下まで綺麗にスパッと切れます。
練り込みⅠ_c0130858_1538383.jpg


⑧写真のように切ったモノの長い辺を潰して扇型にします。
練り込みⅠ_c0130858_15384554.jpg


⑨中心に芯棒(赤白どちらでも可)を入れ7つのパーツで一周させます。
赤白ちゃんと交互になるように気をつけます。
練り込みⅠ_c0130858_15385243.jpg

練り込みⅠ_c0130858_15385970.jpg


⑩ここがポイント!!
中央から外へ向かって握りながら細くしていきます。そうする事で空気を外に追いやります。

ちょっと力技。
練り込みⅠ_c0130858_15391027.jpg


⑪ある程度細くなったら机をビチョビチョにしっかり濡らし次は両手で転がしながら更に細くします。
練り込みⅠ_c0130858_15392019.jpg


⑫また下にスポンジを敷いて、先ずは両端は中央が空洞になってる場合が多いのでちゃんと詰まっているところまで切り、残りを7等分します。
練り込みⅠ_c0130858_15393316.jpg


⑬これでひと段落。
これまで何やってるのかさっぱりで狐につままれた顔の人ばかりでしたがやっと模様が見れてうれしそうです。

次はこれを組み合わせてお皿にします。もちろんこれを1cmくらいにカットして箸置きにしてもオッケイ。
練り込みⅠ_c0130858_15394182.jpg


今日の作業はまるでお料理教室です。
練り込みⅠ_c0130858_15401648.jpg


⑭隙間により紐を入れながら合体させていきます。
練り込みⅠ_c0130858_15394815.jpg

このように組み合わせます。
お皿にしたときどうしても端パーツとパーツの間から切れてきますが、このように周りに帯状に粘土を巻いておくと防ぐ事が出来ます。
練り込みⅠ_c0130858_15395510.jpg




粘土の固さを均一にしてネジレをリセットする為に、この状態で乾燥しないようにして2週間以上寝かせます。
Zzzzz・・・・・。

続きはまた来月。






撮影にご協力いただいた大野さん。陶芸暦20年くらい。
シブすぎるぜ・・・。キラーン。
練り込みⅠ_c0130858_1540231.jpg






今日の一言
「源泉徴収税振込締切日」




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by kirakupo | 2008-01-10 16:54 | 装飾と技法
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