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大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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ワークショップ企画
今備前焼のワークショップの企画をしています。

紹介を受けて備前の作家さんに打診中。



今回の焼成で11回目となりました。



年間のペースがどんどん上がってきて今年は7回。2ヶ月に1窯強、嬉しい悲鳴だ。

陶芸工房はとりあえず窯が回っていれば倒産しない、と思う。

どんなに自転車操業と言われてもなんとか倒産しない、と思う。


逆に考えると窯を焚いていれば、焚く必要があれば良いと言う事なので無理やりにも窯を焚けるように働きかける。


注文とりに営業にはしるか、テストピースを焼くのでもいい。

とにかく窯が回っている工房は景気がいい。



話を戻しまして、それだけのペースで焚いていくと生徒さんの気持ちを考えるとどうしても飽きが来る。飽きが来ている。

まぁ、最初から分かっていた事ですけど。


継続は力なりといいますが、変り続けるのも力。

―――消費者はどうしても飽きてくるから自分達が変り続けなくちゃいけない。

確かスターバックスの創業者だったかがそんなこと言ってた。



そこで、9月に予定している穴窯焼成を備前の土を使って焼くことにしました。うまく行けば年に一度は焼いてもいいと思っている。

・・・とはいっても「耐火度が低い」ってこととしか知りません。

備前焼の焼成は2週間ほどかけてゆっくり温度を上昇させると聞きますが、ただ温度が上がり過ぎないようにセーブしながら時間をかければいいものなのか?


なんてことをある人に相談していたら、「備前の作家さんと繋いだろか~」なんて話になってせっかくだからワークショップにしたらどうかと話が盛り上がり、近々岡山遠征となりそう。



内心、また人集めか~なんて弱い自分も出てきてますがねぇ。。。




マンネリ解消の為、備前焼いてみようだなんて如何にも安易な考えのように思われますが、一応、目論見はもっと先に向いてます。


今、信楽の土で高温焼成しています。つまり信楽焼き。

師匠が伊賀の方だと言う事もあり、やはり僕は信楽や伊賀焼きが好き。

あとは、陶芸教室として又、穴窯という設備の一般認知の為でもある。


しかしながら、それ以上の意味は見出せないし、堺で信楽を焼く必要は全くもってないと思っている。





じゃあ、この窯で何を焼くんだ?


ってことですが、やっぱり泉州の土を焼きたいと思う。


ここ南大阪は約1500年前、須恵器っていう焼き物が焼かれていました。

そう、六古窯のルーツとなる焼き物。

窯場の工事や近所の工事現場を見れば分かる。2m程掘れば黄色い粘土が出てきます。


ちょっと耐火度が低く、サクい細工のし難い土ですがロクロなら簡単に挽ける。

地元の土使ってますって文句うたえば、親しみやすいし他の教室に比べてインパクトも強いと思う。

地域性が見直される時代に突入してるし、こういう動きは大切なの。


それに耐火度が低いってことは、ひょっとしてコストパフォーマンスもいいかもしれんし。






そのちょっと低めの焼き物を焼くための前哨戦。









今日の一言
「九谷上絵付けも打診中だ」





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by kirakupo | 2008-06-04 16:40 | 穴窯
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