大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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釉薬がけの難しい作品
こった作品になればナルほど釉薬掛けが難しくなります。

普段僕らが作品を作る時には・・・




あ~このカタチやったら釉薬掛け難しいからこうしよう。




とか



この釉薬は色ムラがでやすいから他の釉薬にしよう。


てな感じで作り出す前から色々焼き上がりまでのシュミレーションを繰り返してから粘土を選びます。

だってどうせ悩むんなら最初に悩んどいた方が融通きくし。


頭の中でばっかり作陶を進めるから実際に作らなかった作品も数え知れません。
確かに改めて考えるとそれがアカンとこかもしれませんけどね。。。


陶芸教室では生徒さんからいきなりラストパスを出される事が多いです。





これまで順調に作ってきた作品。



当然焼き上がりまでこちらとしても安心して見ていられ・・・・ません!



「さ、何の釉薬かけましょ?」



そこ、僕決めちゃっていいんですか?


そうおっしゃるなら・・・と最近の人気釉薬とか好みの雰囲気を本から探してもらってアドバイスしています。


あと、人によってはこういう感じにしたいと強い思いがあるんですが、残念ながらうちの工房においてない釉薬であったり、低温焼成や上絵など普段やっていない焼成方法であったり・・・




「ここはこの釉薬でー、ここは素焼きのこの色のままでー・・・・」




そもそも僕が知る限りヤキモノによる表現の範囲を超えてしまっているもの・・・であったり。





釉薬のかけ方に頭を悩ます事もあります。


今日はそんな作品が多かったんですが、一つはこれ↓
c0130858_1639435.jpg


白いチタン系の釉薬をかけたんですが、側面が外にベローンと出てて内壁が途中で外壁になっています。(ってなんのこっちゃ。説明難しい~)


てか、みたままです。。。はい。



でっかいバケツにたくさん釉薬が入っていればズブ掛けもできるんですが、そんないっぱい釉薬作ってないですし。

多少のムラは出てもいいということだったんですがアナタならどうやって掛けましょ?




僕はどうやったかといいますと、まず内側に釉薬を入れて外に出す。

その後、こぼれた釉薬を拭いて外側にコンプレッサーで拭きつけ。



内側に入れた釉薬と外側に吹き付けた釉薬の厚みや雰囲気が揃うかが課題でしたね。






次はこれ↓
c0130858_16453641.jpg


取っ手の部分と本体を別の釉薬にしたいとの事。取っ手にはイラボ、本体は赤釉。

こういう釉薬の掛け分けが一番厄介です。


先ず取っ手から。本体部分(取っての付け根辺り)にとっての釉薬がかからないようにマスキング。

取っ手にひしゃく掛け手で施釉。

釉薬の上から撥水剤を3度塗りして本体はコンプレッサーで拭きつけ。






・・・でどうでしょう?



なんの釉薬を使うかにもよりますが、作者の希望にできるだけ近づいた作品を読み取り、設備の範囲内で、時にはご本人の性格や得意とする方法も考慮に入れて選択しています。



まぁそこまで考えても悲しいかな陶芸は最後は窯に作品を託さなくてはいけなく、思った通りに焼きあがらない事も時々あります。いや、そっちの方が多いのではないか?




それも楽しみの一つか!?



皆さん釉薬を選んでから土練りしましょう。




今日の一言
「世間は狭い」





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by kirakupo | 2008-07-17 17:07 | 陶芸教室
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