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大阪堺市で陶芸教室『喜楽歩』を主宰する陶芸家八田亨の日常や作陶のヒント、作品を紹介します。
by kirakupo
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ワークショップ終了。
先生を見送ったところです。

参加された皆さん本当にお疲れ様でした。また、主催者としていろいろ行き届かなかった点もあると思いますがこの場を借りてお詫びいたします。

いや~実際の準備期間も入れて一ヶ月間走り抜けたって感じです。
宣伝の期間がちょっと短いか?と思われましたが、参加者もすぐに集り安心しました。
やはり思ったとおり「染付け」が気になってたんでしょうね。

今さら・・・ってのもあるし、なんか取っ掛かりがないっていうかこういった切り口を求めたいた方が多かったように思います。


そして、やっぱりこうやって作家さんと会話を交わしたりデモンストレーションを見たりしょーもない質問でもおもいっきって投げかけてみることによってこれまで考えもしないことが見えてくるようです。

「染付け」といえば白い素地にゴスで絵を描く・・・と、一言で言ってしまえばこういうことなんですが、よく考えてみてください。

青い線の濃淡と強弱ですべてを表現しなくてはいけないんです。大きく言えば。もちろんそのほか掻き落としたり、筆に水を含ませてグラデーションを作ったり色んな表現のテクニックもありますが、白いスイセンを青く描かなくてはいけないのは大変な事だと思いませんか?


その上、他の作家との違いも出していかなくてはいけないのです。



染付けでの表現とは作者の感情が大きく反映されることを知りました。

井上さんは暇を見つけてスケッチブックを片手にデッサンに向かうそうです。(染付け作家さんなら多分皆やってることかもしれませんが)

それは少ない表現手段の幅で草花の特徴を捉えていかにそのものに見せて描くという事の為にしているのと同時に、そのモノに感情移入する為だと思います。

例えば、今回のワークショップで課題にした「イヌタベ」。
インターネットで検索して初めてどんな植物か知りました。


――ピンクのたくさんのかわいい実をもつ植物。


という事は、僕は絵を見て絵を描いたに過ぎませんし感情など入る事はありません。
というよりも描くので精一杯だった・・・。

作家井上匠が描くイヌタベの茎は繊細に捉えているんでしょうか?それとも力強く描かれているんでしょうか?
   


実はどのように?葉はどのように?




この違いこそこそ個性であり付加価値だと思うんです。
今度作品を見る時には又違った見方が出来るとおもいます。



それにしても「染付け」ってかなりおもしろい。僕はやろうと思わないけど今回の参加者で何人かハマるんじゃないかと思います。






何枚か写真を紹介^^
ワークショップ終了。_c0130858_218071.jpg

今日も熱血指導。



ワークショップ終了。_c0130858_2181310.jpg

井上さんは生きた線を描きたいからと下書きはしないそうです。皆さんにはカーボンを使って下書きを描いていただきました。


ワークショップ終了。_c0130858_2183218.jpg

緊迫した空気が写真から伺えます。
歩く足音さえ気を使います。これマジ。


ワークショップ終了。_c0130858_218457.jpg

構図は井上さんのスケッチよりえらんだ3種類のイヌタデを好きに組み合わせてもらいました。


ワークショップ終了。_c0130858_218582.jpg

デモで描いた朝顔。僕が描いたらただの青い塊ですね。。。


ワークショップ終了。_c0130858_219920.jpg

最後に釉薬掛けの指導。簡単ですがこれが「ためになった~」と喜びの声も頂きました。




皆さんお疲れ様でした。


次回は赤絵作家さんを狙っていますがあいにく来年の7月まで予定があかないそうです。
ちょっと考えて見ます。またよろしくね~。



最後に井上さん2日間お疲れ様でした!いろいろ気疲れされたかと思いますが、説明も分かりやすく私達はとても有意義な時間を過す事ができました。



本当にありがとうございました!





今日の一言
「スーパー玉出に驚く井上氏」





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by kirakupo | 2008-03-03 21:04 | イベント
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